10月９日はスポーツの日。
全国各地で運動会が行われていますが、
中にはオリジナルの個性あふれる運動会が開催されており参加者を楽しませています。
今回はそんな『おもしろ運動会』をご紹介します。
虫の運動会
１９８６年に自身の飼育している自慢の虫を持ち寄って『虫の運動会』が開催されています。
競技内容
- マイクを向けてセミの鳴き声の大きさを競う
- カタツムリ15センチ競争
- 蜘蛛の綱渡り競争
他にも虫を使ったユニークな競技に当時の子供たちの熱狂ぶりが目に浮かびますね。
『香川照之プロデュース インセクトランドこん虫まなぶっく』監修の神崎亮平先生は
幼少時代に昆虫に触れることは”考え、発見する力が育つ”との事です。子供の成長にも大変良い企画の運動会ですね♪
「虫たちをふくめ自然には、人間にとって知らない世界、わからないことがたくさんあります。その世界に飛び込んで自分の目で見て、『こんな反応をするんだ！』『なぜ、こういう行動をするんだろう？』と発見したり疑問を抱いたりする経験を重ねていくうちに、観察力や記憶力、判断力などさまざまな能力が育まれていくのです。
自然の中で発見したり疑問を抱いたりする経験を重ねていくうちに、観察力や記憶力、判断力などさまざまな能力が育まれていく（写真：アフロ）
もちろん、単に自然の中に身を置いてぼんやりしているだけではダメ（笑）。自然に触れて遊ぶ＝自ら自然に働きかけることが大事です。
講談社コクリコ
そうやって自然の中で身につけた能力は、人間と向き合う際にもきっと役立ちます。相手の特徴や変化にすぐ気づけるから、たとえば『髪形を変えたんですね！』『今日のピアス、ステキですね』と自分から声をかけるなどコミュニケーションの糸口をすぐに見つけられるでしょう」
手軽なインドアの娯楽が増えた今は、自然の中で遊ぶ機会も減りがち。しかし自然の中にあるよりワクワク＆ドキドキできる要素にもっと目を向けてほしい、と神崎先生は言います。
「たとえばデジタルゲームの世界は、言ってみればゲームの作り手が生み出した世界です。その中でスピードアップやレベルアップはできるかもしれませんが、あくまでもゲームの中という想定された世界での話。作り手の想像力の範疇内で踊っているだけとも言えます。
しかし自然の中には、ゲームとは比べものにならないくらい、人間の想像もつかないような未知の世界があります。そこで自分の目で見て脳で考え、答えに辿り着くというのは、胸躍る体験ではないでしょうか」
服部さん一族の運動会
2010年その名の通り
参加者は全員『服部さん』で全員が親戚関係と言うおもしろ運動会。
『せっかく親戚になったのだから顔も合わせずにいるよりはみんなで合おう！』と言う意志の元開催されているようです。
なんと参加者全員の家系図が載ったプログラムが配られている模様。
服部一族の運動会オリジナル競技で”仮装宝拾い”があり、
福島出身の野口英雄にちなんだ”野口英雄の母”の仮装や当時はやった”ハンカチ王子”の仮装が目を引いていました。
婚活と運動会を絡めた『婚活運動会』
2017年埼玉・浦和美園駅にて、
鉄道ファンに向けた婚活運動会が開催されました。
ホーム内で綱引きをしたり、男女二人でホームに敷いてあるお布団に並んで寝る♡競技 笑
電車内でのランチタイムなど共同作業を経てからの告白タイムです♡
人は『時間』『空間』『体験』を共有すると連帯感・親密感が増す為
男女の場合の共同作業は恋愛発展のきっかけになりやすいです。
心理学では”類似性の法則”で共通点のある相手に惹かれていくので
『鉄道ファン』は最高の類似性です。
なおかつ知り合ったばかりの男女が一つの布団に入るなんてことがあれば
お互い緊張と照れによりドキドキが起こり、
まるで相手が好きでドキドキしているのだと勘違いをして見事カップル成立！なんてシーンをよく見ます。
『吊り橋効果』と呼ばれる恋愛心理ですね♪
生理的な体の反応は恋心と錯覚しがちなのです。
合コンがうまくいかないパターンが多いと言われるのは『共同作業』がないからなので
このような『体験型』の婚活運動会はカップル成立確率が高いかもしれませんね♡
まとめ
今回は3つおもしろ運動会をご紹介しましたが、全国にはまだまだ沢山のユニークな運動会があるでしょう。
恋愛の秋・運動の秋。
機会があれば好みの運動会に参加するのも楽しいかもしれんせんね。