10月スタートの木曜ドラマ『いちばんすきな花』に出演の今田美桜(深雪夜々役)が第一話で繰り返した『カタツムリになりたい』と言う言葉が反響を呼んでいます。
そんな彼女が『いちばんすきな花』で演じるのは「1対1で人と向き合うのが怖い」という思いを抱える表参道の美容院で美容師として働いている女性。
『カタツムリになりたい』と言う言葉が表す夜々の心理とは?
カタツムリ→自分の殻にこもりたい気持ち
自分の殻に閉じこもりたいと思う人は
他人と深くかかわらない様に心を閉ざす心理から来ています。
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- 心身ともに疲れている
- 人に合うと緊張する
- 何かに挫折した過去があり強いショックを受けた
- 内向的な性格で誰かといると気を使いつかれるため一人で気楽に過ごしたい
- 責任感が強く人に頼るのが苦手
- 感受性が強く人の言葉や態度に敏感なため傷つきやすい
- 幼少期に親が厳しく褒められたことがなく自己肯定感が低い
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深雪夜々の場合
作中では
ハイスペックな顔立ちから、
男性からは異性というだけで勝手に恋愛ととらえられ、女性からはそんな姿をねたまれてしまうシーンがあり対人関係において日頃からストレスを感じて疲れているようでした。
夜々が友人に電話を掛けた時も、
友人との『相手に頼りたい気持ち』の温度差を感じてしまったり
何気ない友人の言葉で傷ついていました。
長年友人関係の構築に悩み、時には挫折する事もあったでしょう。
雨が降る夜道を「カタツムリになりたい、カタツムリになりたい」と無表情で連呼しながら帰っています。
もう一つ
夜々の性格が垣間見えるシーンがありました。
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『奥様になんて説明するんですか?』
『奥様いて彼女いないの当たり前ですよ!?』
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椿の結婚指輪にいち早く気ずき、少し強い口調で『当たり前』を言い放つ夜々。
「常識的に」考えればそのとおりなのですが、
人それぞれで「当たり前」という基準は違いますよね。
多様性が求められている昨今、何かを伝えようとする時にもっと言葉をつくす必要があるのではないでしょうか。
同時に、自分が「当たり前」だと捉えていることが、相手の「当たり前」と本当に一致しているのか考える事も必要です。
責任感が強く優等生的なタイプの人は『当たり前』などの決めつける言葉を使いがちです。
まとめ
『カタツムリになりたい』についての考察は
カタツムリは雌雄同体(しゆうどうたい)で、オスメスの区別がないカタツムリになりたい
と言う考察もあります。
夜々の職場の美容院のロゴもカタツムリで携帯の待ち受けもアジサイの花。
色々匂わせな内容たっぷりな第一話でしたが、
夜々の言動や行動から読み解ける心理も参考にしながら
今後のいち花の展開を楽しんでみて下さい♪